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自然分娩と無痛分娩をした私が感じたメリット・デメリットと体験談を書くよ!

「逃げ恥」のタイトルが出てこなくて、「恋は逃げても役に立たず」ってタイトルを私のスーパーコンピューターがはじきだしました。
ご長寿クイズかな?おはこんばんちは!2児の母、ぬるみです。

上の子は自然分娩、下の子は無痛分娩で産んだのですが色んなことが違いました!
私の周りには両方経験したママがいなかったので体験談です。

目次

そもそも自然分娩と無痛分娩の違いってなんやねん

自然分娩

自然に陣痛がついてお産を進めて分娩する方法。世界中で一番、哺乳類の中で一番メジャーなはずの自然分娩!
私は自然分娩でも破水からはじまったので、細菌感染を防ぐために促進剤を使って産みました。

無痛分娩

背中から硬膜外麻酔をいれて陣痛を鈍くさせて分娩する方法。
2014年〜2016年の厚労省のデータでは日本で無痛分娩する割合はたった5.3%!少ない!

ぬるみ

日本ではまだまだ無痛分娩を行う人がすくないらしいけど、安全なお産ができるのかな・・

私が感じた自然分娩のメリット・デメリット

自然分娩のメリット

  • メジャーな分娩方法だから安心
  • 経済的!

自然分娩のデメリット

  • 痛い、本当にめちゃめちゃ痛い
  • 体力が0の状態からはじまる育児が超大変
ぬるみ

人類大体自然分娩だったし、きっといけるよね!がんばるぞー!

ってノリだったんですけど、産んだ後は

ぬるみ

こんな痛いなんて人体狂ってんな!設計ミス!やりなおし!出産なんか二度とするものか!

こうなりました。
なしてこんな痛いべさ?鼻からスイカの方がぜんぜん痛くない。鼻からスイカ出したこと無いけど。
産後の痛みは不思議と忘れるとかいうけど4年近くたった今も全然思い出せる!

しかし自然分娩の一番の良さは、安全なお産ができる可能性がかなり高いところだと思っています。
実施数が多いメジャーな分娩方法だからこそ、安全なお産へ導く方法をお医者さん、助産師さん、看護師さんがよく分かっているはず!
もちろん無痛分娩も安全なお産にするための方法は確立されていますが、国内での実施数で見たらその差は大きいですよね。
第一子を産むときは、とにかく赤ちゃんが元気に産まれてくれればそれでいい!っていうのが自分の中であったので自然分娩を選択しました。
ただ産後の過酷な入院生活と1年以上続く会陰の痛みは産む前にはまだ理解してなかったから、というのもあるのでした。

ちなみに分娩後のお会計は都内でも20万足が出る程度で金銭的には良心的です!
育休中お金が入らないから本当に助かる〜!

はじめての出産!はじめての陣痛!

「陣痛 痛い」
「陣痛 痛み どんな感じ」
「陣痛 怖い」

心の準備がしたくて、出産前に何度この検索をしたか分かりません!妊婦あるある。
なるようになるだろうと自然分娩で挑んだものの、破水から始まった私。
お産の進みを見て、細菌感染を防ぐために陣痛促進剤を追加することになりました。
陣痛促進剤を点滴で追加するとその名の通り”陣痛”が”促進”されるんですけど、追加されるたびにマ〜〜〜〜〜!痛い!
看護師さんが追加するたびに痛みが強くなるので、追加しにくると恐怖におののいてました。
あの日から陣痛促進剤のこと自白剤って呼んでるんですよね!(スパイ映画で使われるアレ)

痛い!めっちゃいきむ!会陰が崩壊!

陣痛で苦しむ私。おにぎりを食べる夫。二度と産まないと恨み言をつぶやく私。

おかげさまでお産は順調に進み、いざ出産。
もう辛すぎて辛すぎて、産んでいいよってタイミングの前にフウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウって今世紀最大の力をこめていきみました。
どうやら産まれたようです!やったー!

ぬるみ

・・・お?なんかお医者さん達バタバタしてるな。出血多量とかいってるぞ?

この後、会陰裂傷がひどかったのか1時間縫合しました!普通に大怪我!

腰もお尻も、もう何もかもが痛いのにはじまる育児

産まれたしわくちゃの赤ちゃんはめちゃくちゃ可愛くて、自分より大切なものってこういうことを言うのだな・・って納得したのもつかの間!

腰、痛い。
お股、痛い。
お尻、痛い。

え、ベッドに座るのすら辛いですけど・・。
座って授乳するも傷が痛い。
おむつ変えるのに立っても、内診するのに歩いてもその姿確実に志村けん。
涙がちょちょぎれるほど痛いのに、ヨボヨボすぎてギャグかな?って笑いました。笑ってもお股が痛くてまた泣いた。

退院後も2-3ヶ月この調子で、縫合の痛みはその後1年続くのでした。
出産てこんなに大変なんだなあって、もう二度と産まないなあって、本当に。(また産んだんですけどね)

私が感じた無痛分娩のメリット・デメリット

無痛分娩のメリット

  • 出産がトラウマにならない
  • 産後の育児にも余裕がでる

無痛分娩のデメリット

  • リスクがある
  • 都内で産むと高額
ぬるみ

痛いお産はもう絶対に絶対に絶対にしない!無痛分娩にします宣言!

という高らかな宣言からはじまった二度目の妊娠生活、産んだ後は

ぬるみ

こんな痛くないなら何人でも産める。
(※ただし妊娠生活はつらい)

こうなりました。無痛分娩に後悔無しです。

前回のお産の辛さで出産がトラウマだったのですが、本当に無痛分娩は穏やかなお産で何人でも産めると思ったほどでした。
無痛分娩を選んだ理由は”無痛”であることはもちろん、産後上の子の育児もしないといけないことが確定していたからです。
できるだけ産後のダメージが少ない状態で新生児とイヤイヤ期2人の育児をする必要があったため、志村けん状態は避けなければならなかった!

無痛分娩は硬膜外麻酔をするので、夫婦で産院から詳細な説明を受けたり同意書を書きました。
確率は非常に低いものの、下半身不随のリスクなどもあるのは納得の上で選択する必要があったんですよね。

それから、都内で無痛分娩をしたので費用はとっても高額でした!
個室しか空いていないのもあって、手出し60万円くらいです。(もちろん国からもらえる48万円は引いて!)

自然な陣痛がきてから、無痛処置をした

お医者さん

子宮口開いてるけど、本当に計画無痛分娩じゃなくていいのね・・?

ぬるみ

・・・はい!

お医者さん

まあ、そういうなら問題ないですけど・・。

無痛にあれだけこだわってたのになんですけど、赤ちゃんには自分が出てきたいタイミングで出てきてほしいなと思っていて計画分娩はしませんでした。
計画分娩の場合は100%麻酔科医の先生がいるタイミングで予約するから無痛にできるのですが、自然な陣痛からだとスケジュールは組めないので前述の通りのやりとりです。

そして予定日前に夜間に陣痛がきて、麻酔科医の先生がラッキーなことにいて無痛分娩ができたのです!ラッキーラッキー!
陣痛がきはじめたときは、

ぬるみ

ああ、自然分娩なんてやっぱり二度とするもんじゃないな・・

と何度も思いながら脂汗をかいてたのに、無痛処置してもらったらあら不思議・・!痛みの波が、来ない・・?!
この後お産の進み具合を確認して、なんと出産する10分前まで上の子とLINEでビデオ電話できたほど。

ポテ子

あかちゃんうまれた????

ぬるみ

そろそろみたいだよー!ポテ子ちゃん保育園行ってらっしゃい!

ポテ子

ばいばーい!またねー!

ポテ子を産んだときはあんなに苦しんでいたお産、産む直前までこんなに余裕とは・・・!

お産のときも、モニターに合わせて心のなかでサンシャイン池崎のモノマネをしながらいきむだけでするっと産まれたのでした。
よかったよかった。

産後の育児が辛くない、感動!

一人目の辛さを体感しているから余計に、産後の体力の余裕を感じました。
歩くのも辛くない、授乳も、お風呂も!
お化粧してヘアセットする余裕すらありました。何だこの差。

無事、退院後も退院初日から夕食作りができたのでした!
上の子に入院中寂しい思いをさせちゃったから、ご飯くらい作ってあげたいなーと思って。
って自分のことでいっぱいいっぱいにならないくらい余裕があったので、無痛分娩からのダメージの少なさで体力が消耗されなかったのが大きい!

自然分娩でも無痛分娩でも、ママが納得できるスタイルで。

自然分娩でトラウマだなんだって騒いでたんですけど、初産だったせいかとんでもない産後ハイになったのか赤ちゃんはピカピカに光ってみえました。
月明かりに照らされたポテ子は本当に天使が産まれたのかと思ったくらい。
それくらい感動したから、自然分娩でもお産自体に後悔はなかったんですよね。
無痛分娩で産んだ下の子ももちろんかわいい!
なので、どんなお産を選ぶかは今ある状況をみて選択するのがいいかなというのが二人産んだ感想です。

無痛で産んだから愛情が湧かないとか、その他もろもろは都市伝説だから安心してください!

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